こんにちは 大川 由貴(おおかわ ゆき)です!
初めてブログをご覧になる方は、ぜひ 自己紹介 もご覧ください。


今回は 世の中に溢れる『モデル』というお仕事についてまとめました。

 

モデルをやりたい方の理由って様々あると思います。

一緒に作品を作り上げる過程が好きとか、美貌を生かして人に感謝されるのが嬉しいとか…

勿論、稼ぎやすいとか、周りから注目されたいとかも立派な理由だと思います。

 

しかし、一口に『モデル』と言ってもいろんな種類があります。

目的に応じたお仕事をしないと、なかなか満足のいくモデル活動は難しいと思うので、これからモデルをしたい方、あるいはモデルをしているけどなんか違うと違和感を感じている方はこちらの記事を参考にしていただけたら嬉しいです。

 

ファッションモデル
洋服やアクセサリーの魅力を伝えるためのモデル
アパレル商品の売り上げを上げるのが主な目的
素材の特徴やシルエットの良さ、アピールしたいデザインポイント等をポーズや動きで魅せる。
雑誌専属の場合は、色んなブランドのお洋服をきることができ、
ブランド専属の場合は、そのブランドのイメージを担っている責任とやりがいがある。

 

サロンモデル
美容師さんのカットやカラー等の技術を伝えるためのモデル
サロンの売り上げを上げるのが主な目的
地毛を染めたり、カットすることも多いので、ヘアスタイルを美容師さんに委ねられる人向け

 

ショーモデル
ヘアスタイルや洋服、アクセサリー等の魅力をランウェイの上で伝えるためのモデル
サロンや、アパレル商品の売り上げを上げるのが主な目的
綺麗なウォーキングスキルが求められる。
サロンモデルやファッションモデル等が兼任していることも多い。

 

コマーシャルモデル
動画で商品の魅力を伝えるためのモデル
表情やポーズの表現の他、声や動きの表現力も求められる。
動画ならではの商品が魅力的に見える表現、編集しやすい動き等が求められる。

 

ブライダルモデル
ウエディングドレスを着て模擬挙式等で結婚式の魅力を伝えるためのモデル
式場やブライダル関連商品を売り上げを上げるのが主な目的
花嫁さんが夢見るような雰囲気つくりの為、清潔感や華やかさ、明るさ等が求められる。
着なれない重いドレスでも、美しいウォーキングや立ち振る舞いが求められる。

 

読者モデル
一般(学生やOL等)の読者として雑誌に掲載されるモデル
読者と同じ立場から掲載商品の魅力を伝えるためのモデル
友達のような親近感の沸くファンとの距離感が特徴的。
雑誌の専属モデルや女優、タレントとしてステップアップするケースもある。

  

写真セミナーモデル
撮影技術を伝えたり、紹介する機材の良さを伝えるためのモデル
セミナーの評判を良くしたり、機材の売り上げを上げるのが主な目的
セミナー中のテスト撮影や、セミナー参加者の練習用の被写体として写る。
撮影知識やライティング知識、商品知識等が求められる。

 

パーツモデル
手だけ、足だけなど身体の一部分のみで伝えるモデル
指輪やハンドクリーム、靴やフットケア商品などの売り上げを上げるのが主な目的
人よりきれいな手や足が求められ、しっかりとしたケアが必要だが、顏を見せたくないモデルさんでもできる仕事

 

絵画(デッサン)モデル
絵画や彫刻などの芸術作品の為のモデル
長時間動かないことを求められるのが大きな特徴
着衣モデルさんのほか、裸婦(ヌード)モデルさんもいる
アートに貢献できる。描いてもらえることが嬉しい等、ほかのモデルとは違ったやりがいがある。

 

作品撮りモデル
クオリティの高い写真作品撮りの為のモデル
写真展等、イベントで飾られる為に撮られることが多い。
表情やポージングなどの高い表現力、ライティングや撮影技法などの理解が求められる。
プロのヘアメイクやスタイリストがチームにいる場合もあるが、いない場合はヘアメイクやスタイリングの技術も求められる。
アート性が高い作品ほど、撮影環境が過酷(寒い・熱い・虫が多い・撮影時間が早朝や深夜・拘束時間が長い・沢山歩く・水を使うなど体力を使う等)になりやすいので、それに耐えられる熱意がある方が活躍しやすい。

 

撮影会モデル
他のモデルが何かサービスや物を売るために写真を撮るケースが多いのに対して
写真撮影行為自体を撮影会に参加するカメラマンに楽しませるのが特徴的。
カメラマンは大抵、写真愛好家でありプロではないので撮影目的も様々
展示できるような写真を撮りたい人、撮影テクニックを上げたい人、トークを楽しみたい人、機材をテストしたい人、可愛い表情やポーズを取りたい人等…
様々なニーズに臨機応変に対応できる表情、ポーズのバリエーション、ヒアリング力やトーク力が求められる。

 

タレントモデル
特殊な才能や技能をもち、多くのファンを獲得しているモデル
インフルエンサーとして商品やサービス、お店を紹介することが多い。
広く名前と顔が知られるので、言動や日常生活面で人より気を付けなければならないことも多い。
イベントで売り上げたり、写真集等のグッズ販売、コラボ商品のプロデュースなど幅広く活動する。

 

イベントコンパニオン
大きなイベント、キャンペーン等でのサンプリング、ケータリングなどを行うモデル
イベント自体をお客様に楽しんでいただいたり、商品等を売り上げを上げるのが主な目的
受付やアテンド業務を担う場合もある。
展示会では、車など大きな商品の横に立ったり、撮影会などの被写体になることもある。
他のモデルのお仕事より、お客様との距離が近いので接客スキルも求められる。

 

モニターモデル
実際に商品やサービスを使ってみて、使用感の感想や特徴、商品の魅力を宣伝するモデル
インスタグラム等SNSで活躍する場合は自分で商品の写真を撮り、自身のアカウントから投稿することもある。
他のモデルよりもフォロワー数や、好感度の高い投稿を頻繁にしているか等求められる。

 

コスプレイヤーモデル
業務内容はイベントコンパニオン(アニメやゲーム等のイベント)やファッションモデル(レイヤー向けのカラコンやウィッグ、衣装関連商品)または、撮影会モデルに近いケースが多い。
コスプレならではの華やかなで特徴的なヘアメイク・衣装でお仕事をするのが特徴的。
既存のマンガやアニメのキャラクターのコスプレの場合は、再現力の高いヘアメイクや衣装制作の技術が求められることもある。
既存のマンガやアニメのキャラクターではなく、自身でデザインを考えたオリジナル(創作)コスプレのケースもある。

 

他、化粧品を売るためのコスメモデルや、着物の魅力を伝える和装モデル等
『モデルのお仕事』と言っても色んなお仕事があります。

 

自分のやりたいこと・できること、あるいはできないこと・やりたくないことに応じて、向いているお仕事は変わってきます。
また、事務所などに入る場合は、事務所ごとに得意な仕事やジャンルがあるので、希望のお仕事を紹介してもらえそうな事務所に応募しましょう。

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ご感想やご質問など、コメントやSNSでいただけたら嬉しいです。
twitter @yuki931206

 

大川 由貴(Okawa Yuki)

10歳から手芸や縫製に興味をもち、パタンナーを志望する。高校卒業後は服飾系の専門学校に進学し4年間、服作りについて学ぶ。卒業後は正社員としてアパレルメーカーに就職するも、ファインアート・フォトグラフィーの世界に出会い、フリーの衣装デザイナーへと転身する。衣装制作だけでなく、カメラマン、アシスタント、モデル、子ども写真館の契約社員等、積極的に撮影現場に入りスチール撮影について学ぶ。多岐にわたる経験を活かして、 共同経営で 写真スタジオを開業する。
CGイラストやフォトレタッチにも興味をもち、現在独学で勉強中。

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