こんにちは 大川 由貴(おおかわ ゆき)です!
初めてブログをご覧になる方は、ぜひ 自己紹介 もご覧ください。

 

こちらの記事では当店人気のテキスタイルシリーズ【花群生紋様】 2020年の作品 を一覧に致しました。

ご購入やご制作の際に、お客様のご参考になりましたら幸いです。

 

目次

 

 

 

 

花群生紋様に関しましての詳細はこちらの記事をご覧ください。

つまみ細工のお花を撮影・編集して作られたリアルプリント系の新感覚な和柄です。

商用利用も可能で、豊富な種類からお好みの生地にプリントしてハンドメイドが楽しめるREALFABRICにて販売中です。

 

2020年は30色作りました。

各色にはそれぞれ制作時のイメージなどを込めた 漢字の色名 が付いています。

販売される際はもちろん、ブランドイメージやわかりやすさに合わせて、お客様の方でお好きな色名やシリーズ名を付けていただいて構いません。(レッド、青色、green等、確認のご連絡やご報告も不要です。名付けも含めて自由に制作していただけたら嬉しく思います。)

 

季節や自然、日本ならではの美しさをイメージした色名です。

色名からインスピレーションを感じていただいて、ご制作いただいても嬉しく思います。

 

 

 

 

墨色月白シリーズ

一番最初に作られた【花群生紋様】のシリーズです。

「墨色」(ブラック)または「月白」(ホワイト)が入っています。

 

明度差や彩度差が大きいので、コントラストの強いハッキリとした雰囲気があるバイカラー(2色)タイプのシリーズです。

色んな形のお花が敷き詰められており、花びらの組み合わせ方や布の折り方で全く違うお花になるつまみ細工の面白さが込められたテキスタイルです。

ちなみに、すべて3㎝×3㎝の正方形の布を折り方(剣つまみや丸つまみ等)を変えて作ったつまみ細工のお花です。

 

 

「瑠璃×月白」「蘇芳×墨色」「墨色×月白」の3色のみ

先に公開された「旧バージョン」と、お花の配置や色味を調整した「『新』バージョン」が存在します。

おススメは「『新』バージョン」の方ですが、作品やお好みに合わせてお選びいただけたらと思います。

「『新』バージョン」について詳しくはこちらの記事もご参考ください。

 

 

【瑠璃×月白】

鮮やかな青と白の爽やかな組み合わせです。一番人気のお色で、花群生紋様の代表的なお色です。

白と組み合わせることですっきりとした印象です。

インパクトの強い柄なので、部分使いでも華やかな印象に仕上がります。

 

 

【蘇芳×墨色】

深みのある赤と黒のカッコいい組み合わせです。

秋冬物のお色やアイテムとも組み合わせやすいお色です。

カッチリとした大人の強さや美しさを作りやすいお色だと思います。

 

 

【墨色×月白】

白と黒の組み合わせですが、お花中心部のブルーやゴールドのパーツが程よくアクセントになっています。

季節問わず、幅広い年代に人気なお色です。

 

 

墨色月白【色違い】シリーズ

【『新』花群生紋様 瑠璃×月白】【『新』花群生紋様 蘇芳×墨色】【『新』花群生紋様 墨色×月白】をベースに彩度や明度を調整しました。

「『新』花群生紋様シリーズ」よりも彩度を下げた分、落ち着いたシックな色味です。

 

 

 

【孔雀青×月白

孔雀の羽根の色のような緑みがかった青色です。

「瑠璃×月白」とはまた違った爽やかさが感じられるようなお色です。

 

 

【濃藍×月白

「濃藍」(こいあい)とは藍染めの中でも最も濃く暗い色です。濃藍(こあい)とも読みます。

藍色は「ジャパンブルー」と言われるほど古くから親しまれてきた色です。

凛とした美しさが感じられるお色です。

 

 

【紫紺×墨色

少し青みも感じられるようなクールな紫色です。

「紫紺」(しこん)は天皇即位の儀式で使われる旗の色などにも使われている、日本人にとって古くから尊ばれながらも馴染みのある色です。

墨色と合わせることでより厳かな雰囲気に仕上がりました。

 

 

墨一色

「墨一色」は英語で言うならモノクロームのことです。彩度0% 白と黒と灰色のみの花群生紋様です。

「墨色×月白」はお花の中心の金具やストーンの色味がありましたが、「墨一色」はその色味もモノクロに変えているので、よりシックで渋みのある大人の色に仕上がっています。

 

 

秋風シリーズ

秋らしいベージュやブラウン等を組み合わせた花群生紋様です。

明るく可愛らしい色味なのでナチュラル系のキュートな作品におススメです。

定番の秋色(ボルドーやマスタード)やアースカラー(ブラウンやカーキ)との相性も抜群なシリーズです。

 

 

 

【秋風

 

花群生紋様の中では数少ないトライカラー(3色)タイプ

色数が増えたことで、より凝ったファッショナブルさを感じられるテキスタイルです。

 

夏が終わり、色が変わりゆく秋

風に揺れる楓(カエデ)の赤い葉やススキの穂、木から落ちて風に舞う落ち葉のイメージで作りました。

だんだんと秋めいていく様を感じていただけたら嬉しいです。

 

 

【尾花×朽葉

 

尾花とは「ススキ」のことで、朽葉は「落ち葉の色」のことです。

涼しくなって、柔らかく優しい色合いのススキが野にいっぱい咲いていたり、だんだん落ち着いた色に変わっていく木々の葉をイメージして作りました。

ナチュラルなお色なので、生成りのレースなどと合わせてもとっても可愛いと思います。

 

 

令和シリーズ

「年号」という日本ならではの時代の節目

「令和カラー」とは日本流行色協会が、春の訪れを知らせる日本の代表的な花(桜・梅・菫)にちなんで選定したお色です。

自然の美しさを愛でる穏やかな日々が未来永劫続くように願いが込められているそうです。

お正月~春に特におススメなシリーズです。

 

令和シリーズから追加された1種類のお花しか使っていない「ワンカラー(一色)タイプ」は、遠目には無地っぽく見えるので統一感があり、上品にまとまりやすいです。

「バイカラータイプ」や「トライカラータイプ」はどうしても柄感が強く出がちなので、さりげなく仕上げたい方は「ワンカラータイプ」がおススメです。

 

 

 

【令和】

「秋風」に次ぐトライカラータイプ。「桜」「梅」「菫」の3色をミックスしています。

ファッショナブルで主役級のお洒落が楽しめそうなお色です。

華やかにまとめたい時におススメなお色です。

 

 

【桜】

ピンク色とパールの組み合わせた花群生紋様の中で最も優しいお色です。

キッズやベビー用アイテムにも使いやすい可愛いらしいお色です。

 

 

【梅】うめ

「桜」よりも濃いめのピンクです。お花中心部のゴールドがアクセントになっています

「甘くなりすぎないピンク」のイメージなので、ブラックやブラウンなど大人っぽい色との相性も抜群です。

  

 

【菫】

こちらもゴールドがアクセントになっているタイプです。

深みのある紫なので、大人っぽい上品なアイテムが作れるかと思います。

 

 

令和【色違い】シリーズ

「桜」「梅」「菫」の色相や彩度を調整したシリーズです。

どれもワンカラータイプなので統一感があります。

  

 

 

【若葉】

桜の色違いバージョンです。淡く優しいグリーンです。

個人的に淡いピンクとグリーンの組み合わせが好きなので、「桜」と組み合わせたり、お揃いアイテムなど作って並べても可愛いと思っています。

黄色や白など、お花っぽい色との相性も良いです。

 

 

【紫苑】

「桜」の色違いバージョンです。「紫苑」とは秋に咲く可愛らしいお花です。

紫系の中で一番淡く優しいカラーです。

大人っぽい上品さと甘さを兼ね備えたお色かと思います。

ちなみに、「紫苑」の花言葉は「追憶」「君を忘れない」だそうです。

 

 

【銀花】

「梅」の色違いバージョンです。

「銀花」とはその名の通り、金属製の花の意味もありますが、雪が降ることを形容する言葉でもあります。

雪がしんしんと降ってる間は、空は雲に覆われ光が遮られるので、灰色がかった雪のイメージです。

 

無彩色系は季節問わず、他の色とも合わせやすいお色です。

ライトグレーな「銀花」は洗練された上品さを出しやすいお色だと思います。

 

 

【勿忘草】

「梅」の色違いバージョンです。ソフトトーン(明度・彩度ともに中程度)に近いお色なので、クセなく使いやすいお色かと思います。

ブルーに程よくゴールドのアクセントが効いていて、個人的に特にお気に入りのお色の1つです。

ちなみに、勿忘草の花言葉は 「私を忘れないで」「真実の友情」 だそうです。

 

 

【星空】

「菫」の色違いバージョンです。ネイビーのお花にゴールドがアクセントになっています。

遠目に見るとまるで夜空のような柄です。

夜のお出かけにピッタリなシックなお色です。星座や星モチーフのパーツとの相性も抜群です。

 

 

【烏羽】

「花群生紋様」のワンカラータイプの中で最も暗く、烏(からす)の羽根のような黒に違いダークグレーです。

ほんの少し青みがかっていますが、 彩度がほぼ無いので落ち着いたシックな雰囲気のアイテムが作れそうです。

 

 

紅白シリーズ

日本のお正月の定番と言えば「紅」と「白」

ワンカラータイプの「雪華」と「紅蓮」は季節や流行にとらわれないベーシックカラーでもあるので、色んなシーンで使いやすいかと思います。

  

 

 

【雪華】

真っ白に辺り一面に咲く「雪の華」(ゆきのはな)のイメージです。

「銀花」の灰色な雪のイメージとは異なり、良く晴れた日の雪がキラキラ煌めくようなイメージです。

お花の中心部には、ホワイトパティナという7色に光るストーンを使用しております。

遠目には白いシックな柄ですが、近くで見ると煌びやかな女性らしい華やかさも併せ持ったお色です。

 

   

【紅蓮】

鮮やかな赤色の花群生紋様です。「紅蓮」とは紅色の蓮の花や燃え盛る炎の色を指します。

お花中心部のゴールドがアクセントになっています。

主役級のお洒落ができるはっきりとした華やかな色合いなので、晴れの日のおしゃれにピッタリです。

  

 

【紅蓮×雪華】

日本らしい紅白カラーな組合せの花群生紋様です。

かなり華やかで個性的な組み合わせなので、他と被らないファッショナブルなお洒落が楽しめます。

クリスマスカラーでもあるので、12月からお正月にかけて特におススメなお色です。

 

 

紅白【色違い】シリーズ

「雪華」と「紅蓮」の彩度などを調整しました。

夏の装いにも使える爽やかなお色や、ビタミンカラーの花群生紋様です。

 

 

 

【氷華】

「雪華」の色違いバージョンです。

「氷菓」(こおりのおかし(シャーベットやかき氷))ではなく、「氷華」(こおりのはな)です。

こちらも中心部のホワイトパティナがキラキラです。

冬っぽい名前のテキスタイルですが、爽やかなライトブルーなので、夏用のアイテムにも可愛いと思います。

 

 

【向日葵】

「紅蓮」の色違いバージョンです。夏を代表する鮮やかなお花の色です。

元気が出るビタミンカラーなので、子ども用のアイテムにもピッタリです。

白と合わせると夏らしい爽やかでフレッシュな配色になります。

ブラックやブラウン、ネイビーと合わせるとグッと大人っぽく仕上がります。

名前は「向日葵」ですが、春なら山吹色、秋なら銀杏色や金木犀色として幅広い季節に使えそうです。

 

 

【朱羽】

「紅蓮」の色違いバージョンです。「朱羽」は「あかばね」や「しゅは」とも読みます。

朱色(赤に近いオレンジ)も日本を代表するお色かと思います。

神社の鳥居などに、魔除けの意味を込められて使われている日本人にとって馴染み深いお色です。

アースカラー(ブラウンやカーキ)と合わせるとトレンド感が出てオシャレにまとまります。

 

 

【朱羽×雪華】

「紅蓮×雪華」の色違いバージョンです。「紅蓮×雪華」とくらべると優しい雰囲気のバイカラーです。

ブラックやネイビーと組み合わせると、一気に大人っぽくトレンド感のある配色になります。

 

 

春雪シリーズ

春雪(しゅんせつ)とは「季節外れの春に降る雪」のことです。

寒かった冬が終わりを告げはじめ、暖かい春へと変わっていく様をイメージしたシリーズです。

「雪華」と可愛らしいお色を組み合わせています。

   

 

 

【雪解】

「雪華」「桜」「梅」を組み合わせたトライカラータイプです。

雪が解けて、春のお花が少しずつ顔を出してくるようなイメージです。

四季のある日本だからこそ楽しめる、季節の変わり目の美しさを感じていただけたら嬉しいです。

 

 

【雪代水】

「雪解」の色違いバージョンです。「雪代水」とは雪が溶けた水のことです。

暖かくなり雪が溶け、さらさらと海や川に流れていく様をイメージしながら作りました。

トライカラーの中で唯一の寒色系のお色となります。

 

 

【雪華×桜】

時折見られる季節外れの雪と桜のコラボレーションが幻想的で素敵なので、そんなイメージで作りました。

優しく可愛らしいお色の組み合わせかと思います。

 

 

【雪華×花菜】

「雪華×桜」の色違いバージョンです。 「花菜」とは「菜の花」のことです。

こちらも季節外れの雪と菜の花のイメージで作った、美しくも可愛らしいお色です。

 

ちなみに、言葉遊びになりますが、「雪花菜」は「おから」とも読みます。

おからの”から”がからっぽに繋がる忌み言葉の為、おからではなく「きらず」と読むこともあるそうです。

包丁を使わなくても調理できるので「きらず」。そこから転じて、「人との縁が切れない」という意味も込められているそうです。

   

 

まとめ

2020年に制作した【花群生紋様】のご紹介でした。

2020年8月から11月までの約4か月で30色制作しましたが、暫くは新規のカラーが増える予定はありません。

よっぽどのことが無い限りは取り下げることもありません。

「廃番や在庫切れの心配がなくいつでも注文できる」ことが、オーダーメイドの生地プリントならではの強みだと思います。

   

お買い求めはREALFABRICにて承ります。

16種類の生地からお好みのものをお選びいただき、柄のサイズなども調整可能でご注文いただけます。

商用利用も可能な生地なので、皆様のハンドメイド活動にお役立ていただけたら嬉しいです。

 

一部、お試しサイズのカットクロスなどはminneでも販売しております。

また、ご自身では制作されない方向けの花群生紋様を使用したワンピースやスカートなどのセミオーダーも受け付けられるように準備中です。

  

【花群生紋様】を通じて「つまみ細工」が持つ日本の美しさを皆様に楽しんでいただけたら幸いです。

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ご感想やご質問など、コメントやSNSでいただけたら嬉しいです。
twitter @yuki931206

 

 

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大川 由貴(Okawa Yuki)

10歳から手芸や縫製に興味をもち、パタンナーを志望する。高校卒業後は服飾系の専門学校に進学し4年間、服作りについて学ぶ。卒業後は正社員としてアパレルメーカーに就職するも、ファインアート・フォトグラフィーの世界に出会い、フリーの衣装デザイナーへと転身する。衣装制作だけでなく、カメラマン、アシスタント、モデル、子ども写真館の契約社員等、積極的に撮影現場に入りスチール撮影について学ぶ。多岐にわたる経験を活かして、 共同経営で 写真スタジオを開業する。
CGイラストやフォトレタッチにも興味をもち、現在独学で勉強中。

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