こんにちは 大川 由貴(おおかわ ゆき)です!
初めてブログをご覧になる方は、ぜひ 自己紹介 もご覧ください。

今回は当店人気のオリジナルプリント『花群生紋様』に『新』バージョンが加わりましたので、そのお知らせです。

『花群生紋様』とは大川考案のつまみ細工柄の生地でREALFABRICで販売中のオリジナルプリントの生地です。

 

 

なぜ『新』バージョンを作ったのか

おかげさまで『花群生紋様』はリリースしてから沢山の方にお買い上げいただいております。

色んな方に見ていただいたり、実際にお手に取っていただいたり、ファブリック・デザイナーとして大変嬉しく思っております。

本当にありがとうございます。

 

大川自身も、各色色んな生地にプリントしたり、拡大してプリントしてみたり沢山作っております。

プリントした生地を、手のひらサイズの小さい作品~浴衣やジャケットのようなお着物・お洋服など大きい作品まで、色んな作品を作ってみました。

また、その作品を自然光で撮ったり、リングライトという照明機材で撮ったり、色んな光を当てた撮影方法を試してみました。

 

そうしていくうちに

『大きな作品を撮るときはお花の位置や色のバランスが気になるな』とか

『目で見たときには気にならないけど、照明機材で強い光当てると大きくて白いお花は白飛びしやすいな』とか

『生地によっては 柄サイズ:+50パーセント拡大 で刷ると黒いお花が黒く潰れてしまうな』とか

細かいところの改善点が見えてきました。

 

その為、一部の花の位置や種類を変更したり、真っ白な花・真っ黒な花は微妙な色の調整を行いました。

全体的な色味やお花の大きさ自体は変えていないのでパッと見はあまり違いが感じられないかもしれません。

 

今までの『旧』バージョンも勿論かわいいし、「柄サイズ:基本」で一般的な光(お家の照明や太陽光)の中で目で楽しむ分には問題が無いかなと考えています。

 

なので、今後も『旧』バージョンの販売も続けます。

手芸屋さんで売っている生地と違って、生地の受注生産の強みは在庫の管理やロスなどがないので、たとえその生地が欲しい人がたった1人しかいなかったとしても『廃番が無く、いつでも、いつまでもお届けできる』のが強みの1つだと考えています。

 

大川は撮影用の衣装(大型のドレスなど)を作り、ストロボをいっぱい使うようなプロの撮影現場でお仕事をすることも多いので

「撮影の際、白飛びや黒潰れの出ない撮りやすい素材かな」とか

「ドレスなど大きな作品にして、全身写真を撮った場合でもバランスの良い柄かな」とか

気になるのですが、多くの人はドレスを作るわけでも、いっぱい撮影機材の光を当てて撮るわけではないので『旧』バージョンの欠点が気にならない。

むしろ、作られる作品のデザインや好みの問題で『旧』バージョンの方が使いやすい方、好きな方もいらっしゃると思います。

 

今後は『新』バージョン・『旧』バージョン共々お好みや作品に合わせてお使いいただけたらと思います。

 

現在(2020/08/20)、大川のREALFABRICのデザインページをご覧いただくと6種類の生地が登録されています。

 

【『新』蘇芳×墨色】 【『新』墨色×月白】 【『新』瑠璃×月白】

 

と色の名前の前に『新』と付いているのが、今回アップロードした新しいバージョンのデザインになります。

 

 

1色ずつの比較(51㎝×54㎝ サンプルサイズ)

 

 

1色ずつの比較(100㎝×110㎝)

 

『新』バージョンの方がお花の数も増えているのでより繊細に感じられる方もいらっしゃるかなと思います。

『旧』バージョンの方はパッと目を引く特徴的なお花や、真っ白な花・真っ黒な花が多いのでコントラストが効いていると感じられるかと思います。

 

今後、これ以上今あるお色(『蘇芳×墨色』『墨色×月白』『瑠璃×月白』)の改善版は出す予定がありません。

秋色の新色など季節に合わせたカラーバリエーションは徐々に増やしていきたいなと考えております。

 

今後も皆様にお楽しみいただけるようなデザインを作っていきますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ご感想やご質問など、コメントやSNSでいただけたら嬉しいです。
twitter @yuki931206

 

『花群生紋様』についてより詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

 

 

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大川 由貴(Okawa Yuki)

10歳から手芸や縫製に興味をもち、パタンナーを志望する。高校卒業後は服飾系の専門学校に進学し4年間、服作りについて学ぶ。卒業後は正社員としてアパレルメーカーに就職するも、ファインアート・フォトグラフィーの世界に出会い、フリーの衣装デザイナーへと転身する。衣装制作だけでなく、カメラマン、アシスタント、モデル、子ども写真館の契約社員等、積極的に撮影現場に入りスチール撮影について学ぶ。多岐にわたる経験を活かして、 共同経営で 写真スタジオを開業する。
CGイラストやフォトレタッチにも興味をもち、現在独学で勉強中。

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