モネの睡蓮で有名なオランジェリー美術館
オープン時間から伺ったのですが、まずはその特徴的な空間に驚きました。

絵画って基本的に平面で3:2くらいの比率の長方形とか正方形が多いと思うのですが、オランジェリーにあるモネの睡蓮は湾曲した壁に沿って細なが〜い風景画が描かれています。

それが1部屋につき4枚
楕円型のお部屋にぐるっと360度どこを向いても睡蓮が鑑賞できる作りになっています。

絵画を鑑賞しているというよりかはモネの睡蓮の世界に入り込んだような気持ちになるお部屋です。

実は1回目の鑑賞の時、
緊張していたこともあり(日本の美術館と違って手荷物検査などがあったためか、とても厳格な雰囲気に感じた)のと
上手く鑑賞できた気がしなかったので、1日に2回同じ美術館に行きました。

1回目みた時は『モネの睡蓮ってこんなに地味なんだ?』というのが正直な感想でした(日本で見た資料とかだともっと鮮やかなイメージがあった)

が、なんか上手く見れた気がしなかったので、一度時間を置いてルーブル鑑賞後にもう一度見に行きました。

1回目よりはだいぶリラックスして、写真も撮りながら再度鑑賞してみて驚きました。

地味に見えていた色が奥深い色に見えてきたのです(特に写真を撮っているときに気がついた)
黒に見えていた色が沢山の色を重ねた深緑や深青で、重ね合った色のグラデーションの美しさに感動しました。
本当に2回目行って良かったです!

下の階に降りるとセザンヌやアンリ・ルソーなどの絵画を見ることもでき、こちらも嬉しかったです。

教科書でもお馴染みな画家ですが、小さく印刷された本やテレビの画面越しではなく実物を間近に見れると、その色合いや立体感などがわかります。

モネの睡蓮より空いていることもあり、ゆっくり楽しめました。

 

 

 

 

 

大川 由貴(Okawa Yuki)

10歳から手芸や縫製に興味をもち、パタンナーを志望する。高校卒業後は服飾系の専門学校に進学し4年間、服作りについて学ぶ。卒業後は正社員としてアパレルメーカーに就職するも、ファインアート・フォトグラフィーの世界に出会い、フリーの衣装デザイナーへと転身する。衣装制作だけでなく、カメラマン、アシスタント、モデル、子ども写真館の契約社員等、積極的に撮影現場に入りスチール撮影について学ぶ。多岐にわたる経験を活かして、 共同経営で 写真スタジオを開業する。
CGイラストやフォトレタッチにも興味をもち、現在独学で勉強中。

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